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建築のコーナー

質問のコーナー
Vol.2 − 3  2006/1/12
シックハウス症候群

 
24時間換気・換気扇
 

1.24時間換気・換気扇について


シックハウス症候群を防ぐ意味で24時間換気方式が実施され、だいぶ経ちました。

シックハウス症候群がすべての人に必ず起こるというものであれば皆さん真面目に換気扇を回していることと思いますが、いたって健康で何の心配も無いという方も沢山いらっしゃることと思います。 そんな方は省エネの観点から、たぶん24時間換気扇のスイッチを切ってしまう人がほとんどだと思います。今回はそんな健康な方はさておいて、真面目に24時間換気扇を回している方だけへのお話です。

住宅では換気扇は結構たくさん使われています。台所のコンロ設置場所では新旧を問わずほとんどの家で設置されていると思います。次はトイレ、浴室、タバコを吸う方がいる家では居間、 そして新しい家では24時間換気システムとなります。

居間ではそれほどではないと思いますが、寝室、脱衣室、トイレでは衣服を脱いだり着たり、寝室では布団の上げ下ろしによる綿埃がたくさん舞い上がります。この塵が換気扇に吸い込まれて外部へと排出されるわけです。 換気扇の内部、ダクトの内部、ウェザーカバーの部分には毎日通る塵が付着してやがては空気の流通が出来なくなるほどつまってしまいます。

写真はウェザーカバー(外壁に取り付く雨などを内部へ入れないための金物)の一部で防虫網の写真です。 約6ヶ月トイレの換気扇で使ったものと清掃済みのものです。服を脱いだり着たりする部屋ですから綿埃が堆積して、ほとんど空気の通る余地はありません。ファンやダクトの内部も堆積しています。多かれ少なかれ換気扇周りはこのような感じだと思います。 もしこれが24時間換気の換気扇であれば回していても全然有害物質は排出されません。台所の場合では食用油のベトベトの汚れがついてしまいます。浴室の場合には水蒸気による水滴がついています。もちろんこの綿埃の中にはダニやカビの胞子がたくさん含まれていることは間違いないと思います。 写真は蚊や虫を室内に入れないための防虫網ですから目は細かいものです。これより大きいものは鳥を入れない防鳥網があります。すべて内装材にF☆☆☆☆を使っても、有害物質の蒸散量はゼロではありません。換気扇は音を立てて回っていても通気がゼロでは有害物質のガスの中で生活するようなものです。1年間使用したら必ずファンから出口までメンテナンスをして下さい。
    



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